島田市の地域エネルギーは水力発電か

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」です。

「しまだ環境ひろば エネルギー・まちと交通分科会」の活動分野は、主に ①温暖化防止対策の推進 ②省エネルギーの推進 ③地域エネルギーの利用推進 ④にぎわいまちづくり の4分野です。

今日(9月18日 土 AM)は、地域エネルギーの利用推進で、自ら実践している、焼津市の陸運会社の会長Iさんを訪問し、多岐にわたり情報交換を行ないました。

Iさんは、焼津・藤枝・島田など周辺の、料理屋や蕎麦屋さんから食用油の廃油を回収し、それを精油してBDF化し、自社のトラックに利用するなど、地域エネルギーや、新エネルギー(風力・水力・バイオマスなど)に並々ならぬ関心をお持ちです。

80歳?くらいだと聞いていますが、その情熱と勉強熱心さにはいつも感心してしまいます。

今日は、食用油のBDFの話、油桐の搾油の話、バイオマスからの発電の話、など多岐に渡りましたが、島田市は大井川用水や、いくつもある谷川を使って小型発電機を利用した水力発電が、最も適した”地域エネルギー”開発だ、と発破を掛けられてしまいました。

確かに、島田市には山の中のトンネルを流れ出てきた水が常時、ものすごい勢いで大井川用水となって流れ、中・下流の田畑を潤している、この中流域の水流を使って電力を発電できれば本当に面白い。水をせき止めたり、落差を必要とせず、水の流れの勢いをそのまま使える発電機が開発されているという、検討してみる価値は大いにありそうだ。いろいろ資料を集めてみる気になって帰路に着きました。