小水力発電

しまだ環境ひろば「エネルギー・まちと交通分科会」と「事務局」です。

今日(10月7日 木)は、県庁 農地局へ、焼津市の陸運会社 I会長さんと、「小水力発電」について、県の考え方や、今後の方針について情報収集に出向きました。

去る10月2日号静岡新聞にも掲載されたように、県は農業用水を活用した「小水力発電」導入・研究に着手したようだ。

地球温暖化化石燃料の枯渇問題を背景として、バイオマスとか、新エネルギー(太陽熱・水力・風力・波力など)が脚光を浴びる中、自然エネルギーである小水力発電を復興させようという機運が全国で盛り上がっています。

「小水力発電」とは、大きなダム式発電所ではなく、小さな水の流れ、身近な水の流れを活用して小規模な発電を起そうというもので、水が豊富な島田市の町おこしにはうってつけの題材になる可能性を秘めています。

県では既に、静岡市の有東木地区と掛川地区に照準を定めて、地域の選定や地区住民との協議の準備を進めているとのことだ。
その他にも手を上げる地区があれば一緒にやりたいとのこと。

小水力と言っても、イニシャルコストが一千万円単位でかかるものであり、国・県・市や企業と市民が一緒にならなければできない。

全国では、群馬・山梨・長野・富山・岐阜・高知・熊本県など、水の豊富な県が先頭を走っています。
既に「全国小水力利用推進協議会」もスタートし、本部を東京に於いて、普及活動を始めています。
来る10月16日(土)〜17日(日)山梨県都留市で、「第一回全国小水力発電サミットin都留」が大々的に開催される予定で、全国の関係者が大勢集まります。

当日は、都留市で既に稼動している、水車(元気くん1号・2号)の見学・各種講演などが予定されていますので、市民の皆さんの中で関心のある方は是非
見学してください。