金谷小で、市民環境塾「野鳥入門と巣箱づくり」

しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」と「環境教育分科会」です。

本日午後(10月14日 木)は、金谷小学校を会員6名で訪問して、「野鳥入門と巣箱づくり」というテーマで、市民環境塾を開催しました。

受講生は、4・5・6年生の高学年、45名でした。(お二人の先生)
講師は、静岡県野鳥愛護協会理事 当会会員でもある薮崎公示士 氏に担当してもらいました。

私達人間は、あらゆる便利さを享受していますが、その裏側ではいろいろ自然界を犠牲にしています。

例えば、大井川では発電のため、ダムが32ヶ所、発電所が15ヶ所ありますが、水の90%をトンネルの中を流し、川には10%しか流れていません。従って魚の遡上も見られません。

また、山にはスギやヒノキの針葉樹ばかりで、雑木林の減少から木の実が減り、魚や木の実をエサとする動物や野鳥も生息が難しい状況になっています。

野鳥は、人が食べる果物や野菜を食い荒らす害虫をせっせと取ってくれます。

地球は、人間だけのものではない、自然界に住むみんなのものであり、仲良く生きて行かなければならない事を強く訴えて、巣箱づくりに入りました。

分かってくれたかな !!

巣箱の材料は、会員のSさんと市内の木材屋さんが、調達に最大協力してくれ、
それを会員のHさんが、ねじり鉢巻で、6枚の板に手づくり加工し用意しました。本当にご苦労様でした。

釘打ちに慣れない児童が多く見られましたが、最後の方はかなりなれた手つきになってきました。

時間内に終わるか心配されましたが、全員見事に素晴らしい巣箱を完成させました。巣箱の取り付けは各家庭でやってもらうことにしました。

お父さん、児童と一緒に次の休日に宜しくお願いしますね。

写真は本日の巣箱づくりのスナップです。