頑張った人が報われる社会

今年もあと一日となりました。

政治も、経済も、社会も、環境も閉塞感が強く漂っています。

<以下は当会の統一見解ではありません、筆者の個人見解です>

民主主義は、コストがかかるとは言え、国の行く末も分からず、何も決められず、国民が右往左往している現状は、何とかしなくてはならない。

最近の風潮として、国民が冒険やリスクを負わなくなった、若者が海外へ出たがらない、出世を望まない、むかしの企業戦士で現60歳代がやることもなく遊んでいる、などなど枚挙に暇がない。

そこに一気にグローバル化の波が押し寄せ、すっかりおかしくなってきてしまいました。

国民全体が、甘い生活に慣れきってしまっていることが閉塞感をうんでいる原因ではないだろうか。

セフティーネットはしっかり用意するとして、頑張った人や挑戦した人が報われる社会、機会は平等に結果は公平に、先ず自立など、民主主義の基本に立ち返ったルールを取戻すことが必要ではないだろうか。

とにかく国の方向も、何をやって行くのかも、決めなければなりません。決めなければ前に進めません。国民がもっと主張すべきです。

地方の自主性が叫ばれている中、川根本町が、自治会の自主性を重んじ、自治会自らが決めた事業に分配金を出すというニュースが流れました。

町内の中で、何が必要かは、町内の人が一番知っています、みんなで協力すればコストも安くでき、希薄となった協力体制も蘇り、一石二鳥の政策だと思います。

誰かにやってもらう、誰もやらないから自分もやらない、これではどうしようもありません。

地方自治も、市民活動も、今こそ市民が立ち上がる時なのではないでしょうか。