本物を見分ける理解力が必要

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日、(8月5日 金) は、某OB会の講演会を聞きに行きました。


講師は、K寺 副住職 I さんで、アジアを飛び回って、NGO活動をする人の話でした。


話の冒頭、地球温暖化は、CO2が原因ではなく、むしろCO2は、地球のために有益であり、今や専門家の70%がその説に傾いている、という話を切り出すに至り、本当に驚きました。


世の中には、いろいろな説があり、いろいろな考えがあっていいわけですが、
公衆の面前で、人から聞いた話を鵜呑みにして、影響力のある人が公然と話すことに対して、かなりの違和感を感じました。



これまで、地球温暖化の主原因は、CO2ではない、とする学説を聞いたことはいろいろありますが、世界のコンセンサスが、”主原因はCO2である” 事を根拠して、種々な活動が動いているわけです。


世界も、日本もこれらの反論にしっかりと理論をもって対応してもらいたい。
少なくとも、有識者の7割がこれに反論しているなどの話は聞いたことがない。


後半の話は、仏教の話で、人は仏にはなれない、成仏と往生は違う、性が良ければ相も良くなる、人間は反省すれば変えられる、などの話と、葬儀・葬式・法要などの現実対応論には共感を得ました。


世の中には、いろいろな考えがあって良いと思いますが、種々の話を聞いて、惑わされない、理解力・読解力が必要と思います。