しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
9月は、「オゾン層保護対策推進月間」 として、オゾン層保護と、フロン対策に関する種々の普及啓発活動が展開されています。
国連環境計画では、9月16日を国際オゾン層保護デーとして、各国に保護活動の展開を求めています。
■ オゾン層は、地球の表面から約10〜50kmの上空の成層に存在し、太陽光に含まれる紫外線の大部分を吸収して、地球上の生物を守っています。
■ 近年、フロンなどのオゾン層破壊物質によってオゾン層の破壊が進んでいる事が実証されました。
■ フロンは、安価で扱いやすく、人体へも無害であるため、冷蔵庫やエアコン、スプレーの噴射剤などに広く使われるようになりましたが、オゾン層の破壊が証明されてから、生産が規制され、その使用も厳しく監視されています。
■ その代わりに、「代替フロン」 という物質が、使われ始めましたが、フロンも代替フロンも、強力な温室効果ガスであり、その回収には法律により厳しく規制が掛りました。
■ その主な法律が、「家電リサイクル法」 と 「自動車リサイクル法」 で、代替フロンを使っている、冷蔵庫・エアコン・自動車などの廃棄は、これらの法律で、専門業者でないと廃棄ができなくなりました。
これらの一連の、保護対策が、年間を通して進められており、特に9月はその推進月間です。