放置竹林整備

しまだ環境ひろば 「5つの分科会」 です。


今日 (1月15日 日) は、A・Bの2組に分かれて、作業を行ないました。


■ A組:放置竹林整備作業

 ◆ 場所:阿知ヶ谷竹林 (はなみずき通りと、東光寺線の交差点角)
 ◆ 車の通行量が激しい交差点の直ぐ横で、荒廃した竹林が目立つ。
 ◆ 急斜面の崖崩れの危険が迫っている。   
   竹の根は30cm位の浅い地下茎を張り、決して安全ではない。
 ◆ 今日の作業も、倒れている竹を整理するなど景観保持に止めた。
   危険でこれ以上の作業はできない。いつ崩れてもおかしくない。


■ B組:菜の花畑の養生作業
 
 ◆ 場所:COOP島田店前 しまだ環境ひろばコミュ二ティ農園
 ◆ 現在、6,000株程の、「菜の花」 が春を待っています。
 ◆ 1.5ヶ月余り、全く雨が降らず、畑の至る所に地割れがひどく、菜の花にも影響が出始めました。
 ◆ 今月に入り、4回目の水まきを行ないました。 菜の花は、まずまず元気に育っています。


放置竹林や、耕作放棄農地には、行政も手を焼いており、私たちボランティア団体は、再生のお手伝いをしているのです。


本来、地主が責任をもって管理するべきなのですが、それを怠っています。


しまだ環境ひろばは、地主に代わって、管理するのが目的ではありません。


再生のお手伝いをして、模範を示して、再生作業が終わったら、地主に引き渡して管理を託し、次の物件に移り、面の拡大を計ることです。


これを、早くシステム化 (仕組み) する事が必要です。


放置竹林整備の先進地区である、香川県などは、先ず一旦手助けをして、再生した竹林をどう運営していくか、ルールと責任所在を明確にした仕組みを動かしています。


そうしないと、いつまでも、行政の財源の放出が続いてしまいます。


ボランティア (奉仕) だからといって、タダではできません。

写真は、崩壊の恐れのある放置竹林です。