しずおか竹サミット2012 大盛況

しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」 です。


今日 (2月15日 水)は、会員2名で、「しずおか竹サミット 2012 於:グランシップ」 へ参加しました。


スクリーンによる別部屋や、立見席まで出るほどの盛況振りでした。


冒頭、今日の参加者全員に、色紙を配り、色分けしたら、約70%が、「何らかの形で竹に関わっている人」 で占められていました。


それだけ、竹に対する関心が高まっていることは確かであると思う。


朝10時〜午後5時まで、講演・パネルディスカッション・トークセッションに終始し、参考になったことは多いが、奥山の森林問題と、里山問題(遊休農地・地産地消など)と、竹林整備・活用がごちゃまぜになり、ちょっと焦点がボケたのではないだろうか。


今日の参加者の大半は、里山における放置竹林の整備に悩み、切り出した竹をうまく活用できないか、そのヒントや解決策を求めて参加しています。


確かに、活用策はいろいろと紹介されましたが、今一、日常の現場に直ぐ適用できないものが多い。


今、ボランティアやNPOが実際の現場で悩んでいるのは、


■ 一つは面の拡大がなかなかできないことです。その間に荒廃竹林がどんどん増えています。
会員減少や、折角整備した竹林の竹の成長が早くついていけず結局そこにいついてしまう。何かうまい仕組みができないか、いつも悩んでいます。

■ もう一つは、手っ取り早く、竹を活用し、できれば何らかの収入になる方法がないか。


今日のサミットでは、確信をもって直ぐ実行可能なものは無かったが、ヒントはいろいろと拾えたと思う。


要は、実際に試行錯誤してみて、自分で確信が持てるまでやり切れるかどうかなのではないか、と反省しながら帰途につきました。

写真は、今日のサミットの一コマです。