耕作放棄地の再生

NPO法人 しまだ環境ひろば 「食生活分科会」 と 「事務局」 です。


全国の農地は、456万へクタール、このうち40万ヘクタールが耕作放棄地となっているという。


あの広い、東京ドームが、8万5000個分にあたるという。


農家の高齢化を背景に、この20年間で1.8倍に増えたという。


農家でない親族が、農地を相続したあと、手つかずになった面積が20年間で2.7倍にふくらんでいるという。


耕作放棄地の所有者の中で一番多いのが、いわゆる ”土地持ち非農家” だそうである。


農家の所有分の1.4倍もあるという。


地方の農地は安く、相続しても課税される事もないので、貸したり、売ったりすることもなく、放置される運命にある。


島田市でも、あちこちで、一年以上ほったらかしの農地が見られる。


しまだ環境ひろばでは、現在、COOP島田店前の350坪の休耕田を畑に再生して、市民に農業体験の場を提供したり、春は、菜の花 秋は大豆などを栽培して、景観保持に努めています。


今回、市の要請で、御仮屋地区の耕作放棄地 約2反 (600坪) を市民農園に再生すべく計画を進めています。


地元自治会の協力を得て、着々と進めていますが、次回以降、本計画について報告をしていきますので宜しくお願い致します。


写真は、市民農園として再生をめざしている、現地写真で、現在は雑草で覆われています。