小水力発電候補地を視察

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


今日 (11月10日 土) は、島田市民塾 「第二回 大井川用水をバスでたどってみよう」 を開催しました。


原発事故を契機に注目され出した、再生可能エネルギーの中で、島田市で有力視される、「小水力発電」 に着目して、その可能性や、候補地の探索が目的です。


本企画は、昨年に続いて第二回目ですが、先ずは市民の意識の高揚が大事であり、賛同者を増やしながら、気運を盛り上げて行きたい、という事が企画のきっかけです。


折りしも、静岡県でも、「推進協議会」 が去る3月に発足し、エントリーする地域を待っており、是非島田市から手を上げたいものです。


さて、朝、9:00 マイクロバス 2車 総勢 約20名で、島田市役所前を出発し、大井川用水取水の起点である、川口発電所に向かいました。


川口発電所には、特別に構内まで入れて頂き、隈なく水の分水状況を視察しました。


次いで、「神座分水工」・「水路橋」・「赤松第一分水工」 を経て、昨年着工し、工事たけなわの「伊太小水力発電所」を見学、昼食を兼ねて大井川土地改良区さんの事務所の遠隔監視システムの説明を受けました。


午後は、今後有望視される、小水力発電の候補地である、「志太発電候補地」「東部・中央発電候補地」を視察し、現場の迫力から、小水力発電の可能性を強く感じさせられました。


参加した市民の皆さんから帰り際に提出して頂いたアンケートには、一様に感動した表現が見られ、小水力発電の創出に向けて意を強くされたようです。


何とか、1ヶ所、早くものにしたいものです。


今日の発電予定地視察の、スナップ写真です。