園児たちが、菜の花の苗を移植

NPO法人 しまだ環境ひろば 「食生活分科会」 と 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


今日 (11月14日 水) は、市民環境塾 「菜の花を育てて、見て、使って楽しんで」 を、島田市中溝町のCOOP島田店前の、休耕田を再生した畑で開催しました。


しまだ環境ひろばでは、毎年この時期に、近くの保育園に声をかけて、苗床に育てた小さな菜の花の苗を、畑に移植し、夏には取れた菜種油を、その保育園に寄贈してきました。


今回は、近くの 「くりのみ保育園」 さんから年長組の園児たち20名が保育士さん2名と共に来園しました。


先ず、菜の花は、花を見て楽しむだけではなく、実から食用油をしぼり取って、料理などで使ったあとの廃油を回収して精油し、市のごみ収集車の燃料に使う話を、実物を見せながらすると、園児たちは目を輝かせて聞き入っていました。


家に帰って、「廃油は捨てないで市役所にもっていくと、ごみ収集車の燃料に使えるんだ」 とお母さんに伝えることを約束してくれました。


その後、園児たちは、しまだ環境ひろばの会員や、農園参加一般市民の皆さんの指導を受けながら、小さな苗を一本づつ、約500本の苗 (2畝) を約50分かけて、一生懸命に植え終えました。


きれいに植わったね。 頑張ったね。


同畑には、このあと数日間かけて会員が4,000本の苗を移植し、来年の春には、園児たちが植えた、菜の花と一緒に、畑いっぱいに咲いた菜の花を、近くの幼稚園・保育園や一般市民と楽しむ予定になっています。


写真は、園児たちが、「菜の花の一生の話」 を聞いている場面です。

小さな苗を一生懸命に植えました。