NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
カタールのドーハで開かれていた国連気候変動枠組み条約締約国会議
(COP18) が閉幕しました。
日本は、東電・福島第一原発事故により、原発は停止、その代替として火力発電所を総動員しているので、CO2の排出量はうなぎのぼりです。
京都議定書の約束値 (2008〜2012年平均で、1990年比 6%削減) は、未達成の公算が大と言われています。
また2020年までに1990年比25%削減の自主目標も見直しを余儀なくされています。
そんな中で迎えた今回の、COP18は、我国としても実績がおぼつかないだけに、大変難しい立場にありましたが、念願の、全ての国・地域が参加する 「ポスト京都議定書」 づくりに一歩踏み出した点は評価できます。
2015年までに新体制を決めて、2020年から発効を目指す、ポスト京都議定書づくりの前進を強く望みたい。