女性管理職

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


衆議院議員選挙が終わって、勝った自民党の4役のうち2役を女性で占めたり、発足した安倍内閣でも、女性閣僚が2名登用されたり、女性登用の話題に焦点が当たっています。


1986年に、「男女雇用均等法」 が施行されて、担当大臣まで置いて久しいが、日本の企業に於いては、女性役員の割合は、まだ1%に満たないそうである。


ヨーロッパに於いては、クオータ制などを導入して、女性の役員割合を30〜40%を目指しているのに比べて日本のそれは遅々として進まない。


国は、2020年までに、”指導的役割” にある女性の割合を30%を目指しているが、具体策に乏しく、その実現は難しい。


実現のためには、女性の置かれている環境の整備や、理解がなければ事は進まないわけで、掛け声だけでは無理である。


しまだ環境ひろばの女性会員の割合は、約40%であるが、世の中と同じように先導役は男性である。


子育てを終わり、かなり自由な時間があっても、自ら指導的役割を敬遠する風潮や雰囲気があることが残念でならない。


女性は、調査・企画・実行・評価など、一気通貫で、仕事を完結する気概が不足しているのか、慣れていないのか、この辺りも、指導的役割の割合が増えない理由ではないだろうか。


いつでも、門戸は開かれていますので、是非誰かやってみませんか。応援も惜しみなく送りたいと思っています。


写真は、過日、食生活分科会の女性会員主導で企画立案、自ら講演した、「市民環境塾 早ね早起き朝ごはん」 の一こまです。