NPO法人 しまだ環境ひろば 「食生活分科会」 です。
全国で、「耕作放棄地」 が増大しています。
耕作放棄地といわれる面積は、全国で、東京ドーム 85,000個分という広大なものだそうだ。
この広大な放棄地は、農家の放棄ではなく、農家でない親族が農地を相続したあとで、手づかずになったもので、その面積は、過去20年間で2.7倍になっているという。
すなわち、放棄地の所有者で最も多いのは、「土地持ち非農家」 だそうで、この面積は、農家の1.4倍だそうである。
物凄い勢いで増え続けている。
現在、全国の農家は、250万人と言われていますが、今後5年間で70万人が引退する見込みだという。
こういう中で、農業をやりたい人への規制緩和は、少ししか進んでいない。
TPPへの参加問題がクローズアップされていますが、大きな問題がここに横たわっています。