情報伝達手段

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


この程、静岡市が、インターネットの交流サイト 「フェイスブック」 に市の公式ページを開設したという。


行政各課から集めた市内で開催するイベントや、市の事業などの情報を発信していくというもの。


ネットを良く利用する若者向けだという。


島田市でも、市民への伝達や、意見交換の場として、種々の手段が用意されて、毎日・毎週・毎月、種々の情報が更新されています。


■ 紙レベルでは、広報しまだや、議会だよりなどがあり、お年寄り中心に、まずまず読まれている。


現に、人気の高いイベント記事に対する申込み反応は非常に高く早く、かなり読まれていることが窺われます。


■ 一方ネット系では、市のホームページを介して、各種イベントや事業、パブリックコメントの募集などが発信され、ネットを利用する若者中心に読まれています。


■ また、FM島田や、eコミしまだ (ブログ・ツイッターなど) からも、種々の情報が発信され、それに対する反応も速い。


しかし、今の世の中で、これで完璧という手段は見当たらない。


未だに、メールを打電して、電話や文書で確認をとっているという笑い話も公然とある。


どんなに大会社でも、OB会の伝達手段にメールを採用出来ず、未だハガキや郵便100%の会社が多いと聞く。


どこまで行っても、並存の世の中が続いていくのだろうか?


さて、もう一つの大問題は、読んでも、実際に行動に移す人が非常に少ないことである。


パブリックコメント募集などへの投稿はいつも殆どゼロに近い。


伝達手段をバライティに用意する以前の問題であり、市民の、社会や政治に対する関心の低さという問題は根が深い。


これの解決の秘訣や早道はない。


大人になってからでは遅い。幼児・児童・学生の時期から地道に体験させる教育しかないのではないか、と思う。


しまだ環境ひろばでは、”市民環境教育” を大事にしてきましたし、これからも、しっかりやっていきたいと思っています。