市民対象の環境教育

NPO法人 しまだ環境ひろば 「環境教育分科会」 です。


昨日 (6月3日 水) は、「島田市の循環型社会を考える会」 の会合に出席しました。


島田市の循環型社会を考える会」 は、島田市内の環境団体とネットワークを深め、市民、団体、学校、事業者及び行政との協働による環境まちづくりや資源循環型社会のあり方を考えることを目的に、昨年10月に設立されました。


本会の主な活動は、


■ 小学校対象の環境教育プログラムの企画・立案および実践的活動

■ 小学校への出前授業

■ 市民を対象とした循環型社会形成に関わる活動


などを考えています。


昨日は、7月の活動内容の確認と、役割分担を目的に開催し、案内チラシやポスターの内容吟味と、配布先の決定および会員の役割分担が決まりました。


初回は、去る5月25日 小学生対象の環境教育 テーマ:「緑のカーテンづくりを学ぶ」 「ユニバーサルデザインを考える」 を開催しましたが、残念ながら児童が集まりませんでした。


4つの小学校の児童を介して、各家庭に文書とチラシを配布したり、公共施設の掲示板に貼るなどして募集しましたが集まりません。


お祭り、遊び、遊技、食べ会、ハイキングなどには人は集まりますが、少し真面目な行事になると市民が集まりません。


そう考えたくは無いのですが、最近の島田市民の傾向でしょうか? それとも主催者側の企画力の低下でしょうか?


しまだ環境ひろばでは、これまで市内で10年間継続して、「島田市民環境塾」 を、毎年十数回開催して来ましたが、このところ参加者数は細るばかりです。


島田市には、多くの市民団体があり、種々のイベントや行事を企画・実施してきていますが、高齢化と人材不足で、最近は誰かが用意した会議や行事に役員クラスが参加して、細々活動を継続している団体も多く、自ら企画して力を入れた活動は細るばかりです。


静岡県の、NPO法人の実態調査でも如実に表れており、実に危惧される状態です。


市民団体間の連携や協働も最近は殆ど無くなってしまいました。


市民の関心度も落ち、関心のある市民団体の力も落ち、何か手を打たなければなりません。


新市長が、市民団体の拠り所 (拠点) づくりを公約しましたが、是非実現し、一般市民を呼び込んで活動を蘇らせたいものです。


島田市の循環型社会を考える会の、7月の環境教育の予告

市民の積極的参加を心からお待ちします。


■ 児童対象 (小学校4・5・6年生) 環境教育
  テーマ:島田市の遺産マップをつくろう!!
  日時:7月27日(土)13:30〜17:00
  場所:しまだ楽習センター 第3楽習室
  講師:福岡工業大学社会環境学部 教授 仁科信春
  費用:無料

■ 市民対象 環境セミナー 「環境のまちづくりのあり方を考えよう」
  日時:7月28日(日)9:30〜12:00
  場所:しまだ楽習センター 第3楽習室
  講師:福岡工業大学社会環境学部 教授 仁科信春
  費用:無料

  申込・受付: 090−5115−5601 津田