賞味期限と、消費期限

NPO法人 しまだ環境ひろば 「食生活分科会」 です。


中部地方も梅雨明けし、いよいよ本格的な盛夏がやってきました。


食生活には充分注意しなければならない季節です。


しまだ環境ひろば 「食生活分科会」 では、昨年10月の、「くらし・いきいきフェア」 にて、 ”食の安心・安全 〜みなさん! 食品を選ぶとき、何に気をつけていますか〜 ” の説明大看板を製作して、市民に呼びかけました。


◆ 食品の安心・安全の正しい知識の収得

◆ 食品選びのコツの実践 


特に、食品の、「賞味期限」 と、 「消費期限」 の違いについては、クイズを出しながら、その違いをPRしました。


農林水産省のホームページには、賞味期限と、消費期限の違いが明確に書かれています。


農林水産省のホームページ 消費期限と賞味期限の違い> 


■ 「消費期限」と「賞味期限」は食品によって使いわけられています。それぞれの意味を紹介します。


◆ 消費期限って?
お弁当や洋生菓子など長くは保存がきかない食品に表示してあります。
開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、食べても安全な期限を示しています。消費期限内に食べるようにしましょう。

◆ 賞味期限って?

ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など冷蔵や常温で保存がきく食品に表示してあります。
開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限を示しています。賞味期限内においしく食べましょう。ただし、賞味期限を過ぎても食べられなくなるとは限りません。


農林水産省によると、食品廃棄物のうち、品質上まだたべられるものは、年500万〜800万トンに達していると言っています。


賞味期限が短いと、食品を捨てる量が増えてしまいますので、メーカによっては、容器を改良したり、品質を上げたりして、賞味期限の延長をする動きが広がっているようです。


賢い判断 (むやみに買い込まない、期限内に使い切る、的確に保存する) をして、この夏を乗り切りましょう。