NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
世界の各地で異常気象が起こり、地球温暖化防止対策の必要性が改めて大きな話題になっています。
地球温暖化の原因となる二酸化炭素 (CO2)などの排出を抑えた”環境対応車” が良く販売されるようになって来ました。
◆ ガソリンエンジンと電気モーターを併用するハイブリッド車(HV車)
◆ 電気自動車だけで走行する電気自動車(EV車)
◆ 家庭用電源で充電可能なプライングハイブリッド車(EHV車)
そんな中で、水素と酸素を燃料電池で化学反応させて電気をつくりモーターを回して走る究極のエコカー 「燃料電池車」 がクローズアップされてきました。
◆ 走行時に、二酸化炭素 (CO2) や 窒素酸化物 (NOx) などの大気汚染物質を出さず、水のみ排出します。
◆ 一回の水素の充填でガソリン車並の500kmの走行が可能。
◆ 巨額の開発費がかかり、メーカー間の国際的連携開発が始まっています。
◆ 2015年の量産を目指し、販売価格は500万円を目指しているとのこと。
◆ 水素充填ステーションの整備が課題。
トヨタとホンダの2015年発売に照準を合わせて、水素燃料の大型供給基地の建設構想が、各地、各社で進み出した。
◆ 水素燃料の価格は、走行距離でガソリン並みの価格を目指しているとのこと。
燃料電池車が普及すれば、地球温暖化対策は大きく進むことになります。
それにしても、2015年に量産開始とは驚きであり、開発各社に大いに期待したい。