幼児環境教育

NPO法人 しまだ環境ひろば 「食生活分科会」 と 「事務局」 です。


菜の花の種まき」 の時期となりました。


しまだ環境ひろばでは、旧COOP島田店前の休耕田を活用して、5年連続で「菜の花」 を育ててきましたが、連作障害が出てこのところの2年間、作柄が今一ですので今年は一年休みたいと思っています。


島田市では、「環境市民くらぶ」 さんと、「園田農園」 さんが、毎年菜の花栽培をやっていますので、今年の成功を祈りつつエールを贈りたいと思います。


さて、「しまだ環境ひろば」 では、近隣の保育園 D園、K園、S園を対象にして毎年、次の行事をやってきました。


◆ 11月には、「菜の花の苗の移植」 (3園で交替)
◆ 3月〜4月には、「菜の花まつり」 への招待、菜の花畑での遊び (3園共)
◆ 菜種油が搾油できる8月ごろ、「菜種油の寄贈式」 (3園で交替)


その会場で、菜の花は見て、食べて楽しむだけではなく、使ったあとの廃油を回収して、精油すれば、市のごみ収集車の燃料になることを、園児たちに映像や、紙芝居でやさしく教えています。


島田市では、「廃油回収システム」 ができていますので、帰ったら、お母さんに、てんぷら油の廃油は捨てないで、廃油回収ボックス (市役所など8ヶ所) に入れることを伝えてね。 と園児たちに約束しています。


幼児たちの記憶能力は、”すごい” です。 確実に、お母さんたちに伝わっています。


この5年間で、約束した園児たちは、300人程に達しています。


小さな環境保全活動” ですが、今年は一年休んで、また来年から続けていきます。

写真は、昨年の、K保育園 園児たちの、「菜の花の苗植え」 と今年の、「菜種油の寄贈式」 で菜種油で揚げたサツマイモを、ほうばる園児たちでした。