児童・市民 環境教育
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日 (12月7日 土) は、「島田市の循環型社会を考える会」 主催の 児童・市民対象 環境教育 「宇宙のふしぎな話」 に参加しました。
講師は、市会議員 の、「森 伸一」 さんでした。
内容は、
■ 「立体星図」で星空を体験しました。
■ 太陽から地球までを1mとした時の地球、火星、木星までの距離とその他の星までの距離を、ひもを使って距離感を実感しました。児童たちは宇宙の広さを感じ取ったようです。
■ オーストラリアやエジプトで見た皆既日食や、現地における太陽のご来光や夕沈みの実物写真を見ました。
■ 講義の合間中、今回も、「太陽光集熱機」 を外に据えて、みんなで用意した、ケーキを焼きました。参加者全員分のケーキが焼け、終了後にはみんなでおいしく食べました。児童たちは、太陽でケーキが焼けることを知りました。
今回も、市内小学校 数校の 4・5・6年生全員にチラシを配り参加を促しましたが残念ながら出席はゼロで、出席者は事務局で募った児童が数人でした。
本当に環境教育の準備は大変ですし、今回の内容もなかなか有意義なものでしたが、環境教育というと受講者が集まりません。
今、「ゆめ・みらい百人会議」 が開かれていますが、第5分科会 (環境部会) では、3つの問題 (課題) に絞って提案書をまとめていますが、その中の一つが、「市民環境教育」 です。
どんなに良いことを計画しても、市民の意識が高揚しなければ成功しません。
そこで環境教育ということになるのですが、島田市には、幼児・児童環境教育も、市民環境教育も体系だった計画がありません。
殆どが現場である、保育園・幼稚園・学校・行政各部署・市民団体の担当に任せられている状態です。
これではいつまで経っても、市民の環境意識レベルがある一定線上まで到達しません。
恐らく、総合計画・後期基本計画の中に、「市民の環境教育の充実」 が重点施策として盛り込まれると思います。
これを契機に現状分析と、どんな環境保全意識を、どのレベルまで向上していくか、しっかり体系立って計画を立案し、幼児も、児童も、市民もそれにのっとって学習を進めるようにしたい。
総合計画・後期基本計画の策定は始まりであり、そこから深堀りして実行計画を立案し、実行していかねばならない。
まだまだこれからである。