「しずおか小水力発電フォーラム」 その3

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


しまだ環境ひろばでは、市内に豊富に流れている農業用水施設を活用した ”水力発電の創出” を目指しています。


島田市には、川口発電所を起点とした、大井川用水が市内の至る所を豊富に流れて、西は掛川方面へ、東は焼津方面へ、南は吉田・小笠方面へ水を供給しています。


従って、小水力発電に適した用水路が無数にあります。


2月12日(水)の 「しずおか 小水力発電フォーラム」 でも発表されましたように、落差を必要としない発電機や、簡易工事型発電機も開発されて、ハードルはどんどん下がっています。


① 売電を目指すのか、② 地域の地産地消 (地域の6次化産業用燃料へ) を目指すのか、③ 地域の防災・減災用の緊急電源の確保を目指すのか、
目指す目的はいろいろありますが、しまだ環境ひろばは、③を目指しています。


勿論、目的は、”島田市再生可能エネルギーの創出” にありますので、①も②も大歓迎で、市民環境団体として、支援やお手伝いはいといません。


島田市では、「総合計画・後期基本計画」や、「第二次環境基本計画」 に、”小水力発電の導入・検討” を掲げました。


一方、市民も、「島田市ゆめ・みらい百人会議」 に応募して、F分科会 (環境部会) で小水力発電の検討を開始します。


しまだ環境ひろばでは、会の中で、「小水力発電情報交換会」 を開催したり、市民と一緒に、市民環境塾 「水力発電候補地の探索 ― 大井川用水をバスで辿ってみよう」 を3年連続で開催し、市民の意識向上に努力してきました。  (大井川土地改良区さんの最大協力があって実現)


 ■ しまだ環境ひろば 主催 市民環境塾 <大井川用水をバスで辿ってみよう> の紹介
  

  ◆ 第一回 平成23年6月26日(日)23名(内一般市民16名)

  ◆ 第二回 平成24年11月10日(土)18名(内一般市民14名)

  ◆ 第三回 平成25年10月20日(日)19名(内一般市民14名)


来年度 (平成26年) は、「水力発電セミナー」 なども、島田市で開催するなど、考えているところです。

写真は、今年度の 「小水力発電候補地探索」 でした。