太陽電池の出荷が活況

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


2013年の太陽電池の国内出荷量は、前年の約3倍の750万キロワットに達したという。


この量は、原子力発電所7基分に相当するという。


2012年7月から始まった、「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度」 の導入で市場の拡大が続いています。


仮に、年間750万キロワットがこれからも続いた場合、これまで稼動した原子力発電所は54基であるので、あと7年もすれば原発の発電量はカバーできる勘定になるが、この場合、電気料金の値上げは必至である。


理由は、導入量を増やすため、買い取り価格を高めに設定し、しかも20年間固定価格であるので、発電業者が駆け込んでいるからです。


また、太陽電池の設置場所の確保もだんだん厳しくなる。


政府は、太陽光発電のコスト (1キロワットの出力で1時間、電気を作るコスト) を10年間で半減 (約14円程度) する目標を掲げています。


半減すれば、現在の石油火力発電コストを下回る水準になるという。


現在の固定買い取り制度では、太陽光発電は38円であるが、これを大幅に下げる事ができる。


当分、原子力発電、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度、太陽光発電の発電コストの削減などの動きから目を離せない。


何が真実なのか、もっとやさしく、情報を開示すべきと思う。