学力テストと家庭の境遇は相関大

NPO法人 しまだ環境ひろば 「食生活分科会」 です。


文部科学省では、児童の 「早ね、早起き、朝ごはん」 運動を推奨し、島田市でもいくつかの幼稚園や小学校が実践しています。


今日 (3月29日 土)、新聞各紙が、”家庭における児童の境遇と、学力テストの成績は相関関係が高い” ことを報じました。


昨年春に文部科学省が実施した、全国の公立小・中学校を対象とした学力テストの結果をもとに、その保護者を対象としてアンケート調査を行なったとのこと。


その結果、次のような相関が高いことが顕著になったという。


■ 親の年収が高いほど、児童たちの学力テストの正答率が高い。


■ 親の年収が最も低いグループに属する児童の中で、正答率が、上位1/4に入っている優秀な児童は、幼い頃、絵本や新聞を読んだり、毎日朝食をキチット取ったり、規則正しい生活をしてきた児童が多い。


親の年収に、児童の将来が左右されることがないように、国の施策を充実すべきだが、裕福ではない家庭でも、本や新聞や規則正しい食事など、親の確かな信念さえあれば、児童はそれなりの育ち方をすることが証明されたわけである。


「しまだ環境ひろば」 では、これまで市民環境塾の中で、”早ね、早起き、朝ごはん運動” を市民と一緒に学習してきましたが、平成26年度は、事業計画の中に織り込んで開催したいと思っています。