環境税の増税、有効活用を願う

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


消費税が、4月1日に5%から8%へ上がったが、「地球温暖化対策税」、いわゆる 「環境税」 とも言われている税金も値上がりしました。


この税金は、原油天然ガスを輸入する業者が税を納めるが、最終的には、これら化石燃料を使う企業や消費者が負担しており、当然ながら増税分も同じである。


これまでガソリンの税額は、0.25円だったが、これが2014年4月から0.5円になっています。


この税金は、2012年4月、2014年4月、2016年4月 の3段階で導入される予定で、今年が二段目の増税である。


家計の負担は、2012年が年400円、2014年が年800円、2016年が年1200円と推計されているが、これは直接負担分で、企業の負担分を価格に転嫁し消費者が全額負担すると仮定すると、2016年には、年5000円の負担増になるという。


この税金は、環境省の、「グリーンニューディール基金」 などに配分されて二酸化炭素の排出を減らす取組に対する支援金となっています。


しまだ環境ひろばでも、小さな活動ですが、昨年度始めて、この基金から、植栽の提供を受けて近くの里山に植樹しました。


日常の家計の負担は大きい税金とはいえませんが、年間の負担額は無視できない。


しかし、昨今の地球温暖化の影響は目を覆うばかりの惨状になっており、負担はやむをえないと思うが、是非この税金が効率よく、有効に働く事を切に願うものである。