「川ざらい」 でいつも思うこと

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (4月6日 日) は、「市内・川ざらい」 に参加しました。


市内の用水路の殆どは、3面コンクリートで、泥やごみは溜まり難く、川ざらいは楽ですが、草も生き物も見当たらず自然は殆ど感じられません。


朝8時から始まって、8時30分には作業は終わり、泥運びのトラックが来るまで世間話、そのうちに来たトラックの荷台に、袋詰めした泥を放り投げて今日の作業を全て終わって、9時に解散しました。


隣組みの出席率は、ほぼ100%に近い。  意識も高い。


いつも思うのだが、「川ざらい」 のあとの時間を使って、「隣組の防災」 の話し合いをすべきと思う。


救護を必要とする病人や超高齢者の救い出しは、「隣組」 でしかできない。


緊急時、民生委員さんが直ぐ駆けつけられますか?


市は、防災は、「自助・共助・公助」 だという。


身近な隣組内の防災は自助・共助の範疇だという。


「ゆめ・みらい百人会議」 でも、”隣組の防災のあり方” を意見具申している委員が多いが、それは、市は自助・共助と言い、市民はそう思っていないところに問題があると思う。


隣組の防災は、自助・共助の範疇ならば、それを明確にして自治会とその中の隣組に、責任と権限を移すべきと思う。


それがはっきりすれば、隣組は立ち上がると思う。


隣組 緊急防災体制>


■ 緊急危機体制の確立 (輪番制の組長・役員とは別)
 ◆ 隣組防災隊長 1名 ◆ 副隊長 2名  ◆ 伝令 3名 
 ◆ 救護 (あと元気な人、全員)

■ 隣組内名簿と、安否確認票の整備

■ 救護を必要とする家庭・人のリストアップ

■ 隣組本部の場所の確保

■ 緊急用品の整備 (食料・備品など) などなど


隣組が話し合えば、できると思う。 


なくなってしまった隣組の絆づくりの再構築につながり、昔の隣組 (向こう三軒、両隣り) の良さを取戻せるのではないか。