NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
防災問題も、広い意味では環境問題の一つとも言えます。
今日 (5月16日 土 夜) は、「中溝町 37組の隣組 食事会」 へ参加しました。
何年振りかの復活です。
会場は、新装なった 「中溝町公会堂」 で、会場代は無料でした。
会費は、男性 3500円 女性 3000円で、誰もが納得のいくレベルでした。
出し物は、美味いと評判の割烹料理店のお弁当と、酒屋で仕入れた原価のビールやウーロン茶でした。
食事会のきっかけは、去る4月の、「市内一斉の川ざらい」 の終了後に、組長さんからの呼びかけでした。
近所に住んでいながら、お互い、殆ど顔も名前も知らない。
いざ、緊急事態が起こった時は、隣組の機能が働かないのではないか。 という心配です。
毎年、9月1日、「防災訓練」 がありますが、最近では参加者も少なく、またサイレンの合図と共に、第一避難場所に集まり、そこから第二避難場所まで移動し、代表による簡単な訓練を終えて解散というマンネリ化したものです。
これでは、いざ緊急時の危機管理体制は機能しません。
何か起こった時は、先ずは自助 (自分の家) 次に ”隣組” による共助、最後に行政による ”公助” である。
自助・共助の機能が働かないのでは、どうにもならない。
もうすでに、緊急体制を作ったり、日頃からの助け合い精神を養ったりしている隣組があるようです。
殆どの地域でできていません。
みんなが、現在の 「防災訓練」 や 「隣組の緊急体制」 に疑問を持ちながら、手を付けていない隣組が大部分です。
中溝町 37組も、そんな中の一つの隣組ですが、先ずは、「食事会」 からスタートしようと集まったのが今日です。
誰も言い出さない中、組長さんが勇気を出して提案してくれたのに感謝をしたい。
ただ、残念ながら、今日の参加者は、20世帯中で11世帯でした。
急に出来るわけではないが、今日の食事会をきっかけにして、現輪番制ではない、緊急体制の構築までゆっくりと持っていきたいものだと思う。
中溝町自治会さんも、 「防災訓練」 の最初の一時間は、”隣組の緊急体制が果たして機能するかどうかのチェックに充てる” 配慮をしてほしい。
先ずは、隣組の初動行為を確認して、それから次に避難場所に集合するように変える必要があると思う。
今日の食事会は有意義な一日でした。