今日は「島田市地域自主防災訓練の日」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(8月28日 日 am)島田市では「夏の防災訓練」が行われました。

 

今年度は、静岡県の防災訓練は、9月4日(日)に予定されていますが、島田市の地域自主防災組織による訓練は今日(8月28日)行われました。

 

 ※ 9月4日は、静岡県と2市2町(島田市牧之原市・吉田町・川根本町)の合同訓練が朝8:00開始されるようです。

 

コロナ禍、今日の島田市の防災訓練は、自治会自主防災会が作成した「防災訓練計画書」に基づいて、朝9:00サイレンの吹鳴と共に開始されました。

 

地元中溝町自主防災会では、一般住民の隣組集合場所やブロック別避難場所への集合はなく、組長(及び情報連絡係)が各戸の玄関に吊るした「安否確認旗」をチェックし、ブロック長に報告する訓練に止まりました。

 

防災訓練は、日頃滅多に顔を合わせない隣組み住民の出会いの場所であるだけに、会って挨拶も交わすことができないことは不幸なことです。

 

中溝町公会堂には、自治会自主防災会の役員のみが集まり、「安否確認旗」の数、参加人員(役員)、情報交換、講評が行われたとのこと。

 

コロナ禍、今日はかなりはしょった防災訓練になりましたが、住民に配られた「チェックシート」に基づき最低でも、ハザードマップで自宅の点検、倒壊の危険がある家具の点検、水や食料の備蓄(2週間分)、防災用具くらいは確認すべきだ。

 

また、地元自主防災会の組織の簡素化や、一次避難場所の公会堂の受入れ体制の整備(設備・水、食料備蓄・機能、役割分担など)、町内の要介護者の避難体制確立なども急務だ。

 

静岡県の中部は、このところ地震の揺れも水害も殆どなく、むしろ不気味だ。

 

東海地震南海トラフ巨大地震は周期から見て、いつ来てもおかしくないと言われています。

 

経験者は、頼れるのは家族と隣組だ」と言っています。疎遠になりつつある隣組の絆づくりも非常に重要だ。