NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(11月29日 日)は、早朝から、「中溝町自主防災会 消火訓練」に参加しました。
島田市の消防組織は、本部(静岡市消防局島田消防署)・消防団・自治会の自主防災会)の3つで成り立っています。
今日は、自治会の自主防災会主催の消火訓練です。
6つのブロックの内の2ブロックと5ブロックの各隣組の消火係が参加しました。
中溝町自治会・自主防災会では、2ヶ所の防災倉庫(東・西)を擁し、東防災倉庫に3台の消火ポンプを、西防災倉庫には2台の消火ポンプを設置しています。
今日の訓練は2ヶ所に分かれ、それぞれ2台づつの消火ポンプを繰り出して、放水訓練を行いました。
機械は古いとは言え、放水力はかなりの威力を持っています。
しかし、「いざ火事」という時の出動は原則としてありません。
こうして頻繁な訓練をやる中で、実際にポンプで放水し、いつでも出動できる態勢を維持(スタンバイ)していますが、実際の出動態勢はありません。
いざ火事ともなれば、前述の「島田消防署」と「消防団」が出動します。
「島田消防署」と「消防団」は連携を取っていると聞いていますので、火事現場での役割分担はできていると思いますが、自治会の自主防災会は現場に出て行っても実は邪魔になる存在のようです。
出動は、大火の発生時に、1台でも多くの消防ポンプが欲しい時に限られると思う。
2つの組織から見れば、自治会の自主防災会は、火事現場での役割は期待していないようですが、日頃の防災意識の高揚の意味からは、自主防災会を評価しているようです。
それでも訓練が必要かと言われれば、自治会の自主防災会は弱いのですが、訓練機会を通じて防災意識を高揚する所に意義を求めるという事です。
自治会の自主防災会の活動は、自治会によってはすっかり下火になっているやに聞いていますが、中溝町自主防災会の訓練は、5つの係別訓練で非常に実践的・具体的で評価されます。
これだけ頻繁に開催しても、住民からの不平不満は殆どありません。
来る12月6日(日)の市内一斉 地域防災訓練は、コロナ禍ですが一年の訓練の集大成です。
かなり縮小しての訓練ですが、実践的に行います。
頑張ろう!