地元消防団への謝礼に立ち会って

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばでは、中溝自治会の3役入り(筆者)をして、自治会と市民環境団体との協働を模索しています。

 

今日(12月19日 木 am)は、地元消防団への謝礼金の受け渡しの立ち合いを行いました。

 

3役入りをするとこんな仕事もあるわけですが、町内の一般家庭に毎年この時期に、消防団への謝礼寄付をお願いし、今日は自治会会計役員として、集まったお金を受け渡しに立ち合いました。

 

島田市の消防体制は、大きく分けて本部静岡市などと一緒になって広域の消防体制を構築)と、地元消防団と、自治会レベルの自主防災で構成されています。

 

 ■ 地元消防団は、市内をいくつかの地域に分けて分団を作り、市民の有志で構成し、常日頃から出動訓練を行っています。

 ■ 自主防災は、自治会毎に防災組織を作り、当番に当たった町民で構成し、出動訓練を行っています。

 

いざ、災害や火災が起こった時は、本部は勿論のこと、消防団はいち早く出動し災害・消防活動を行っています。

 

過日、近所で火事があった際は、本部よりも消防団の出動の方が早かったと聞いています。

 

自主防災は、余程のことがない限り、災害現場に出動することはありませんが、どうしても手が回らない時は出動することもあるかも知れない。

 

それでも自主防災として、ポンプの動かし方など訓練を行っているのは、住民の日頃からの減災意識の向上を図りたいためですが、組織や体制の見直しの時期にも来ているのではないかとも感じています。

 

最近、消防団のなり手がなく困っています。

 

昔は、町内会に青年団があり、消防団への入会は登竜門のような感じでした。

 

自主防災組織の中にも消防係があって、知識や経験豊富な指導員が数人いますので、何かうまいチエを出して、なり手の少なくなった消防団との合体ができないか。

 

地元住民は、消防団の位置付けを認識している人は少ない。

 

本部と消防団は一緒だと思っている人が多い。

 

消防団組織の位置付けや、消防員にはしっかり報酬も考えるなど、見直しが必要と思われます。

 

災害の発生が予測される中、人数も揃え、しっかり機能する消防団体制を整えたいものです。