市民団体の数が減っているのではないか?

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今週、静岡市の某団体の会合での懇親会の席上で、”静岡新聞紙上に於ける、島田市と吉田町の市民活動記事の件数が多い” ことが話題になりました。


支局員の活発な取材もあると思いますが、恐らく、行政の広報担当部門や、市民団体の広報担当者が、努めて記事投稿しているものと推察されます。


どんなに良い活動をしても、それを市民が知り、理解し、参加意識を喚起することが重要です。


従って、種々の媒体を使って、広報することは意義があります。


これを否定する人もいますが、新聞紙上を賑やかすことも必要な事です。


しかし新聞紙上を賑やかしているからと言って、市民団体の数や会員が増えて、活動が活発化しているかと言うと、一概には言えません。


島田市では、これまで活発に活動してきた市民団体が、最近 ”解散” しているケースがかなり見受けられます。


本当に残念でたまりませんが、「しまだ環境ひろば」 も今のままであれば、同様な運命を辿っています。


新しい団体も生まれているのかもしれませんが、実態がつかめません。


協働が叫ばれていますが、行政も市民団体も、どこもそれを掌握している部門も見当たりません。


管理していないから、交流会を開いたり対策を講じたりする動きもありません。


市民団体の数の減少は、長い間に、市の躍動感の低下となって現れてきます。


市民の躍動感を取戻すには相当の期間を要するわけで、そのためには先ず、「市民団体の現状管理」 からもう一度始める必要があります。


ゆめ・みらい百人会議」 での具体化を期待したい。