今夏の電力需給の見通し

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


去る4月17日 (木)、経産省は、「今夏の電力需給の見通し」 を示しました。


これによると、今夏はどこの電力会社も、電力供給が需要をどれだけ上回るかを示した「予備率」は、3%以上で、何とか間に合うようだ。


しかし中身を見てみると、関西電力九州電力が、東京電力から融通を受けて何とか3%を確保する見通しだという。


この予備率は、


◆ 企業や家庭の節電協力値を考慮した上での試算であり、今夏も節電の夏” になることは変わりない。


◆ また、”火力発電所の総動員” も計算済みで、温暖化ガスの排出削減は当分望みうすだ。


■ 電力会社別予備率


東京電力 5.5%・北海道 9.2%・東北 7.5% 中部 3.5% 北陸 4.1% 関西 3・0% 中国 4.1% 四国 4.3% 九州 3.0%