”大井川鉄道の運行本数の削減” を聞いて

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


大井川” と言えば、島田市にとっては、多くの遺産の中でも断然トップの遺産であります。


◆ 奥大井は、全国トップクラスの紅葉の名所

◆ 井川ダム長島ダムなど日本の電源開発の象徴の地

◆ 川根茶に代表される全国有数の茶所

◆ SLが走る大井川鉄道、そこから見る渓谷の絶景は見もの


大井川鉄道は、沿線住民の足であるばかりか、多くの観光客を集める最大のインフラである。


その大井川鉄道が、経営不振から、4割削減のダイヤ改正を3月に実施しました。


いろいろ考えた上での決断だったとは思うが、運行本数の削減は中長期の経営改善に結びつくとはとても思えない。


本数減 → 利用客減 → 収入減 → サービス減 → 利用客減 の負のスパイラルに落ち込み、将来の路線廃止が予想されます。


まだまだチエが出ていないように思えます。


万策尽きたとはとても思えません。


島田市の誇りの、大井川鉄道をたて直す気概は、島田市には無いのか。


新市長の呼びかけで、「島田市ゆめ・みらい百人会議」 には、ボランティアで112人が集まりました。


その中の多くの人が、観光に興味を示している人がいる。


今、巷には、団塊の世代のチエや能力を持った若老人が、沢山います。


やりがいさえあれば集まってくる。


大井川鉄道 (株) も、暗に地元自治体へ財政的支援を求めるのではなく、先ず、会社自体もこういう努力をするので、みんなの支援・協力を求めたい、と、みんなに呼びかけるべきである。


■ 先ずは、近隣・沿線住民の 「大井川鉄道を愛する会」 を発足させる。


■ 島田市民に呼びかけて、ボランティアの、「プロジェクト」 を発足させ、あらゆる面のチエ (乗客を増やすエンドレスのチエ) を出す。

■ 有識者が10人集まればすごい。

■ チエを整理して協働して実行に移す。


とにかく、観光資源を活かした抜本的対策と実行が必要だ。