大事な、市民団体の交流

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


去る5月11日 NHKテレビ 「サンデル教授の白熱教室 日中韓の未来の話をしよう」 を興味深く見ました。


なぜ、日中韓はうまくいかないのか? 日中韓の大学生に、マイケル・サンデル教授が、質問しながら問題や課題を探っていく番組でした。


しまだ環境ひろばは、市民環境活動を主体にしていますので、宗教とかイデオロギーとかには距離を置いてきました。


その理由は、それを会員間で議論し始めると折角、”望ましい環境像の実現を目指す” という共通の目標を持ちながら、会の融和が壊れるという苦い経験が頭をよぎってしまいます。。


今、世界も、国内も、本当に難しい問題 (国家間の軋轢や紛争・脱原発等々) が多発しています。


団体として、こういうことから目をそらすことが良いのかどうか、いつもジレンマを感じています。


当日の、大学生の議論を聞いていて、個人レベルではうまく行く事が、なぜ国家間ではうまくいかなくなるのでしょうか?


個人でも、国を背負い込むと、俄然おかしくなるのはなぜでしょう。


市民団体間も同じです。


同じ、”環境保全” というテーマで活動しながら、”市内環境市民団体” は仲良くなれません。


どこの地域も同じようです。


結局、国や団体を背負い込むと、愛国心や競争心が先走るからでしょうか?


番組も言っていましたが、やはり大事なのは日頃からの交流や、助け合いが第一歩かな。


そうして何よりも重要なのは国や団体のリーダの世界観 (広い心を持って、今何が大事かを判断できる力) だと思う。


今回の番組を見て、冷えている市民団体の交流に再チャレンジしてみたいと思いました。