”てんぷら油の廃油から高性能のBDF(軽油)を”の記事に接して

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


8月19日 (火) の、日経電子版に、熊本県の女性経営者 H氏が、”10年に及ぶ執念が実り、世界一と言われる高品質の廃油燃料を生み出した” と記事は報じています。


いわゆる、家庭から捨てられるてんぷら油 (使用済植物性食用油) を回収して、車の燃料にするもので、既にいろいろな人達が取り組んでおり、それなりの実績を上げています。


方法によって、廃油を洗ったり、すすいだり、加える薬品が違ったりしているのですが、H氏は失敗を重ねながら、最善の方法を発見したのではないか、と思います。


焼津市の、Y陸運の、I会長さんも長年これに取り組んで、今では自社のトラック数台の燃料に使い、実績を上げています。


島田市でも、「使用済植物性食用油の回収制度」 をつくり、静岡の静岡油化という会社に供給し、見返りにBDF(軽油) の供給を受けて、「ごみ収集車」 の燃料に使っています。


ただ、現在のBDFは、車の種類によっては、燃料系統に支障をきたす可能性があり、使用を制限している事を聞いていますが、今回のH氏のBDFは万全だと言う。


何が違うのか、検証を要すると思う。


島田市の現在の廃油回収場所 10ヶ所>


島田市役所・初倉公民館・初倉西部ふれあいセンター・六合公民館・北部ふれあいセンター・金谷庁舎・金谷南支所・川根支所・田代環境プラザ・旧清掃センター の10ヶ所


市民のみなさん、てんぷら油の廃油回収に協力しましょう。