2つの特長を持った、「くらし・消費・環境展 2014」 開催される

NPO法人 しまだ環境ひろば 「環境PR事業 担当」 と 「事務局」 です。


昨日 (10月18日 土) は、「島田市 くらし・消費・環境展 2014」 が、プラザ おおるりにて、盛大に開催されました。


当日は、染谷島田市も朝の開会式に参加されて、出展団体への、労りと激励のあいさつのあと、各ブースを熱心に回られて、耳を傾けて意見交換をしていました。


今年の展示会の特長は、2つありました。


 (1) 第一の特長は、これまで、環境月間の6月に開催されてきた、「環境フェア」 と 10月に開催されてきた、「くらしいきいきフェア」 を合体して、「くらし・消費・環境展」 として再発足したこと。


これまでの環境フェアは、やや事業者色が強く、最後の方は、市民団体の出展はなくなりました。


一方、くらしいきいきフェアは、市民団体と行政中心の出展でした。


今回の合体により、名実共に、市民と、事業者と、行政の合同展示会となり、”協働” が強くうたわれている、新島田市総合計画や新しい市政に相応しい、展示会となりました。


 (2) 第二の特長は、これまでの環境フェアは、一任意市民団体が取り仕切って、一部の出展者と、オブザーバーとして行政を集めて実行委員会を構成していましたが、これを廃止して、今回から、これまでの、「くらしいきいきフェア」 の、実行委員会を踏襲して始まりました。


すなわち、実行委員会は、全ての出展団体 (市民団体・事業者・行政) と、事務局 (行政の市民安心課・環境課) で構成し、企画段階から同じテーブルについて、全ての案件を審議し、全会一致方式で決めてきました。


決めたことは、事務局が素早く成案にして、出展団体に配布するなど、極めて民主的に、効率的に運びました。


特に、展示会のテーマを 「見て、聞いて、さわって感じよう生活のヒント」 として、全ての出展団体が、来場してくる市民が、見て、聞いて、さわって、日頃の生活に活かしてもらえるように、説明看板や、実物展示などに工夫を凝らして、体験型にしたことです。


事務局及び、各出展団体の事前PRも功を奏したと思いますが、午前中は予想外の来場者でごった返しました。


午後は、さすがに人出は少なくなりましたが、集計前ですが、これまでの来場者を相当に上回っているのではないかと思います。


これまでのクイズラリーを廃止して、ブースでの説明を中心にしての、「スタンプラリー」 に変えたことが良かったと思いますが、市民が熱心に説明に耳を傾ける様子や、質問が行きかい、熱気が蘇りました。


ブースに立って説明している説明員が、いく同様に、これまでの展示会と全く違う、とその感触を述べ合っていました。


しまだ環境ひろばでは、「市民のみなさん もう一度生ごみのことを考えてみよう。 家庭でできる生ごみの堆肥づくり」 と題して、大説明看板を出しましたが、大変好評で、市民の関心の深さが感じられました。


この感触を、島田市ゆめ・みらい百人会議 環境・エネルギー分科会」 が検討している  ”ごみの資源化を更に推進しよう”  に反映して、ごみ問題の進展を計りたい。

写真は、「くらし・消費・環境展」 のしまだ環境ひろば ブースの様子です。