平成26年度 「第一回小水力技術力向上セミナー」へ参加

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


今日 (12月18日 木) は、静岡県農業水利施設を活用した小水力等利用推進協議会主催 「平成26年度 第一回小水力技術力向上セミナー」 に参加しました。


しまだ環境ひろばは、当協議会の正会員で登録し、総会・ワーキング・セミナーなど皆出席しています。


いつも、当協議会からは、貴重な情報が提供されており、これから島田市で 「小水力発電の創出」 にトライするに当たって、何かと支援が期待されます。


今日の次第は、次の4題目でした。


◆ 題目 「農業農村整備事業における小水力等について」  講師:県・農地保全課 
       岡本 氏

◆ 題目 「固定価格買取制度について」  講師:県・農地計画課 浜野 氏

◆ 題目 「河川法手続きについて」  講師: 県・農地計画課 三浦 氏

◆ 題目 「農業用水利用上の注意点の説明」 講師: 県・農地計画課 浜野 氏


今日のセミナーは、これまで学習してきた基本的な知識のおさらいが半分、あとの半分は、最近の再生可能エネルギーを取り巻く変化に対応した新しい動きや、制度変更の説明でした。


これから ”小水力発電の創出” にトライするためには、いずれも基本的な知識であり参考になりました。


電力大手5社の、再生可能エネルギー電力の買い取りの一時保留から端を発した、「再生可能エネルギー固定価格買い取り制度」 は、大きな転機を迎えていますが、高効率の 「小水力発電」 にとっては、追い風であり期待されるところである。


経済産業省は、「地熱発電」や、「小水力発電」 は、太陽光とは別個に優遇策を考えているようです。


今日は、県内の動向も紹介されました。


 ■ 富士宮市の北山用水 (地場産業への電力供給) を利用した小水力発電が実証実験中。

 ■ 県の取組として、伊達方発電所 (掛川市) ・西方発電所 (菊川市) ・細島発電所 (島田市
   の3つの発電所を建設中。


島田市ゆめ・みらい百人会議・NPO法人しまだ環境ひろば共催で、「島田市くらし・消費・環境展2014」
に出展し、「島田市で自前で小水力発電を創出しよう」 も紹介されました。


席上の出席者からの情報ですが、■ 長泉町の小水力発電計画 第一号 (常時は、売電・非常時は防災を絡めて緊急電源に切替) 計画が進んでいるようです。


県内でも、種々、具体的に動き始めました。


島田市でも、市民・事業者・行政の合同検討会発足の話合いがなされています。


早くスタートを切りたい。