シニアと若者の交流

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (2月26日 木) の日経新聞朝刊 31頁  「中高年の学び掘り起こし」 の記事を興味深く読みました。


少子化で学生の確保が難しくなるなか、シニア向けの講座を充実させる大学が増えているという。


向上意識の高いシニア層は、大学にとっても大歓迎のようだ。


また、シニア世代が勉学に励む姿を見て若い学生が好影響を受け、大学の活性化につながると期待されているという。


現在60歳代の高齢者は、会社時代に、やりたいことができなかったという悔いが強い。


今さら大それた事業に挑戦しようという想いはないが、せめてもっと広い教養を身につけたいという想いは強く、
大学はそれを手っ取り早く実現できる手段だろう。


静岡 生活情報交換会」 も、幹事団の頑張りで、月一回講師を準備し、いつも有効な講演を提供してくれていますが、出席者はそんな想いを持った中高年が大多数である。


市民活動団体の多くは、高齢化・後継者難で悩んでいますが、今、一番の課題は、若者たちとの交流だ。


高齢の市民団体の悩みは、「資金不足」 ではなく、若者との交流や、バトンタッチである。


行政の役割は、資金手当ではなく、シニアと若者を結び付けることである。


そうすれば、自然に、市民団体の若返り、若者へのバトンタッチが進んでいくものと思う。