競争相手が違う。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


去る9月5日に 「島田市ゆめ・みらい百人会議」 の提案発表会がありました。


2年の任期のうち、始めの1年間は、「島田市総合計画 後期実行計画」 に対する提言を行い、後半の1年間は、7つのジャンルに分かれてそれぞれ自由テーマを設定して検討し、発表に至りました。


1年もやってきたのだから、どこか一つでも良いから、聴講者の市民から最大評価されるような分科会が出て来ることを祈っていました。


心からそう思っていました。


一年もやってくれば、どの団体がどんな風に頑張っているかは大体わかるものだ。


会社をリターヤーして、市民環境ボランティア活動に身を転じましたが、同じ団体の中でも、派閥のようなグループを作ったり何かとかき回す人がいる。


これが、団体間同志になると、もっと深刻である。


百人会議の中にも、何を勘違いしているのか、他の分科会に変な競争意識を持って、何かと ”いちゃもん” をつける人がいた。


どこと競争しようとしているのか。


競争をしなければならない相手はもっと別にいるのに。


行政と一緒になって、「合同検討会」 を設置したのは、 ”フライング” だというのである。


「合同検討会」 は、キチットした手続きを踏んでやってきたことは言うまでもない。


合同検討会」 は、行政と市民が企画段階から同じテーブルについて実行段階まで話し合う新しい 「真の協働」 なのである。


本当に心の狭い人が世の中にはいる。


今、ごみの減量化問題で、ごみの自家処理団体や、エコクッキングをやっている団体に、「協働活動」 を持ちかけていますが、幸いにも、積極的な協力を表明しており、これにいちゃもんをつける団体は出ていない。


私たち、「しまだ環境ひろば」 は、これまで自分たちでやってきた 「生ごみの自家処理法」 を捨てても、良い方法があれば、それに載せ替えても良いと思っています。


今、生ごみを消滅化させる 「キエーロ」 という方法が出てきました。


私たち 「しまだ環境ひろば」 は、夏場の3ケ月間、5つの方法で実証実験を試み、「キエーロ」 は良いとわかりました。


これから、「生ごみ堆肥」 をほしいという人以外には、率先して推奨しようと思っています。


要は、団体間同士の、変な競争ではなく、如何に早く良い対策を発見して、少しでも安く効率的な対策を打ち出していくか、それが真の競争なのである。


それをやった団体には、心からのエールを気持ちよく贈るべきである。


もっと、広い心を持とう。