「下水処理場は宝の山」
NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。
今日 (10月26日 月) の日経新聞 33頁 コラム欄に 「下水処理場は宝の山 汚泥から資源 取り組み拡大」 の記事が掲載されて、興味深く読みました。
記事は、「迷惑施設から宝の山へ とかく臭い・汚い・きついの3K施設と見られがち下水施設が今や、資源・エネルギーの宝庫としてイメージを変えつつある」 と記しています。
更に政府も、法改正を通じて下水汚泥の有効活用を促進する方向で、自治体の取り組みは、一段と活発になる見通しだと、記事は報じています。
さて、 「島田市の一般廃棄物処理基本計画」 に目を転じてみると、最終汚泥の一部は、「焼成汚泥肥料 (サラーリ) と 「し尿汚泥肥料 (コエール)」 肥料として資源化されていると記述されていますが、多くは焼却して最終処分場に埋め立てています。
記事は、下水汚泥には、資源・エネルギーが豊富に含まれ、資源リサイクル、循環型社会の構築、地球温暖化対策、汚水処理費の削減などの観点から有効活用する動きが広がっていると記述しています。
下水汚泥から、バイオマスを取り出しての発電や、バイオマスから水素を製造して燃料電池車の燃料にするなど、エネルギー利用は拡大しているとしています。
ごみや汚泥問題は、これからの課題ですが非常に奥が深い。