「燃えるごみの減量化」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。


島田市は、溶融炉を有していますので、資源ごみ以外は、「燃えるごみ」 として焼却しています。


「燃えるごみ」 の、組成率 (重量比) は大体次の通りです。


  ◆ 生ごみ (食べ残し・調理くず・茶殻など) 約35%

  ◆ 雑紙が、30%弱

  ◆ プラ・ビニールが、15%弱

  ◆ 木・竹・草類 15%強


燃えるごみの処理費を含めて、島田市のごみ処理経費は、年間13億円、一人当たり年間13,000円、一日356万円掛かっています。


島田市ゆめ・みらい百人会議」 や、 「島田市くらし・消費・環境展 2015」 では、市民に、 「燃えるごみ」 の減量化を訴えました。


しまだ環境ひろばでは、個人レベルながら、 「燃えるごみの減量化」 に向けて、これまでも、できる努力はしてきたつもりですが、今後とも、できる限り市のごみ収集車に依存しないよう自家処理や分別を心掛けるようにして行きます。


■ これまで、いろいろな方法で生ごみの堆肥化にトライしてきましたが、今回、「腐葉土方式」 にトライすることにしました。

  
   * 調理くずや、茶殻の水分飛ばし (天日干し) を確実に行っています。

   * 堆肥化には、水分があまり多い状態では良好な発酵ができません。


■ 雑紙の完全分別を始めました。


■ 島田市は、プラスチック・ビニールは分別ルールがないので、市のごみ収集に頼らざるを得ませんが、重量よりも容量 (かさばる) が圧倒的に多く、分別による資源化は今後の重要課題です。


■ 同じように、「木・竹・草」 の量がバカにならない。


   * 生ごみの堆肥化と同じように、草類の自家処理の技術を確立して、市民に協力を仰ぐ必要を感じます。
  

いろいろ工夫すれば、「燃えるごみ」 は確実に減る。


市民の協力と、市の覚悟があれば、 「燃えるごみ」 は、減量化が可能だ。


市民は、溶融炉の便利さ・調法さ (何でも燃える) にすっかり慣れて、本当に楽を経験してしまいましたが、余りにもお金がかかりすぎる。


これから、溶融炉の延命措置を講じ乍ら同時に、「燃えるごみの減量化」 を進め、ごみの経費をどう削減するかが、今後の重要課題となる。