NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
島田市の「燃えるごみ」は、量も経費もなかなか減らない。
地球温暖化防止に代表される、環境の維持改善は世界的な課題であり、中でもごみの減量という課題は最重要課題です。
ごみの減量は偏に、「ごみの分別=資源化」に掛かっており基本中の基本です。
島田市でも、缶やビンや新聞・雑誌・ダンボールはごみではなく、分別してリサイクルに回せば資源になることは誰も知っています。
しかし、普段深く考えることもなく、生ごみは仕方ないとして、雑紙、古布・木材などを、平気で燃えるごみ袋に入れて排出しています。
雑紙、古布は分別すれば資源になることも分かっており、燃やせば燃料がかかることも分かっています。
分かっていても、分別はめんどくさい、一般市民は、多少の後ろめたさを感じながら、便利さ、楽チンを選んでいます。
コークスを使って2,000度にまで温度を高めた溶融炉という炉で、何でも燃やせる便利さでごみの減量=資源化という環境意識をすっかり無くしてしまいました。
生ごみの家庭内処理
■ キエーロによる生ごみの消滅化
■ 生ごみ処理器による堆肥化
生ごみの家庭内処理をいくら叫んでも殆ど普及せず、ごみ処理経費の削減に全く貢献していない。
燃えるごみ袋に混入する雑紙の減量をいくら叫んでも殆ど減らない。
筆者は、生ごみは、週2回、「腐葉土式生ごみ処理器」で、雑紙は、毎日「雑紙専用袋」に分別して燃えるごみ袋には入れずに家庭内分別処理をしています。
今ではすっかり慣れて習慣になっています。
やればできる。
一人の努力の積み重ねが重要です。
そのためには、地道で地に足をつけた、「市民意識改革」しかない。
今、新型コロナウイルスの感染拡大で、日本国中の国民が一つになろうとしています。
ごみの減量は、市民の気持ちを一つにする、「意識改革」しかないのです。
誰かが先頭に立ってやるか、に掛かっています。