食品やお菓子のプラごみ(箱・フィルム)の多さにあきれる。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

「しまだ環境ひろば」は、これまでごみの減量に向けて、会をあげて種々な活動を行って来ました。

 

 ■ 毎年10月に開催してきた、島田市くらし・消費・環境展」では、生ごみと雑紙の減量問題を取り上げて市民にアピールしてきました。

 ■ 5つの生ごみ堆肥化方式(キエーロ方式・ダンボーコンポスト方式・腐葉土方式・さんさんBOX方式・ぼかし方式)実験を行い、公表してきました。

 ■ しまだ環境ひろばが開発した生ごみ堆肥化方式「さんさんBOX方式」と「腐葉土方式」勉強会を開催してきました。

 ■ 島田市ゆめ・みらい百人会議」で、生ごみと雑紙の減量問題をクローズアップし解決策を答申しました。

 

筆者は、会の方針に基づいて毎日、「腐葉土方式による生ごみの堆肥化処理」と「雑紙の分別処理」を実践しています。

 

新聞・ダンボール・ペットボトル・ビン・缶など資源ごみは当然ながら分別処理をしています。

 

これらの処理を毎日行うと、残るごみは、「プラごみ」と「雑紙にもならない紙くず」と「草・木材など」だけになります。

 

島田市では、これらは「燃えるごみ」として回収し、焼却処理をしてます。

 

政府はこのほど、文房具や台所用品などのプラスチック製品を資源ごみに分類する新たなごみのリサイクル案を纏めました。

 

これまで 多くの自治体は、前記のプラごみは燃えるごみとして焼却処理をして来ましたが、これからは資源ごみとして分別回収することになり、島田市でも準じた処理になると思われます。

 

しかし最近、食品・お菓子類を包んでいる箱やフィルムによる個別包装の殆どがプラスチック化され、その量の多さにあきれています。

 

余りにも、便利調法、何もかもプラスチックになっています。

 

これらはこれからも、「燃えるごみ」として残るわけですが、これの使用量を削減しないと、本当のプラごみの減量には結びつかない。

 

使用量の削減は、それを使う業界の自主努力に委ねられるわけですが、何とかしてもらいたいものだ。

 

これだけ使用量が多いと、海洋に流れ出す量も当然増える!