平成28年度「資源とごみの分け方・出し方」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。


昨日 (3月20日 日)、「広報しまだ 3月号」 が、隣り組回覧板で、自宅へ届きました。


その中に、一戸に一冊、「平成28年度 ごみ収集カレンダー 資源とごみの分け方・出し方 保存版」 が配布されました。


第一期 島田市ゆめ・みらい百人会議」 で提言し、その後庁内に設置した、「ごみの更なる減量化推進合同検討会」 等で、検討した一部が実行に移されて、28年度のカレンダーとなって発令されたものです。


提言した事項はたくさんありましたが、実際に予算がついて発令されたものは次の通りです。


(1) 雑紙の分別・回収


  ◆ これまでも、「雑紙」 は、分別することになっていましたが、多くの市民は、「燃えるごみ袋」 に入れ、結果、分別量は少ない状況でした。


  ◆ 今回、カレンダーに、「雑紙の分別・回収」 ページを、1/2 特別ページを確保して、市民に分別を促しています。


  ◆ また、「雑紙とは?」 も明確に表示されました。


    合同検討会の市民委員からは、「燃えるごみ袋」 に入れることを禁止したら、の意見もありましたが、今年一年は、強制はしないで、結果を見ようということです。


(2) 生ごみの自家処理の推進 (燃えるごみ袋に入れないで自分で処理する方法)


  ◆ 市が一年間、モニターによる、「キエーロ 実証実験」 を行い、効果は良好でした。


    ※ キエーロとは、箱の中に黒土を入れて、生ごみと良く混ぜると、生ごみが消えてしまうというもの。


  ◆ しまだ環境ひろばでも、「5つの生ごみ処理容器による実証実験」 を行い、結果は、「キエーロ」 は大変効果的でした。


  ◆ その他、生ごみによる堆肥をほしい人向けに、実証実験では、「腐葉土 CBコンポ方式」 「ピートモス方式」 「さんさんBOX方式」 が良好であることがわかりました。


  ◆ 今回、カレンダーに、「キエーロ」 という生ごみ処理機の、購入補助金制度」 が打ち出されました。


  ◆ 同時に、生ごみによる堆肥をほしい人向けに、生ごみ処理容器購入補助金制度」 も改定されて打ち出されました。


  ◆ 前述の、生ごみ処理機も、「しっかりした製品化」 を条件に対象とされています。


その他、合同検討会では、いろいろと検討しましたが、何をやるにも資金が必要ですので、平成28年度は、上記の2つが実行に移されました。


人口減少時代に入ってきました。


本来、ごみは、全て資源です。 


少しでも燃やすごみを減らして経費節減をしなければなりません。


なるべく公助に頼らないで、市民でやれることは、市民でやる、 (自主・自立・共助) これをやらないと、市政は成り立たなくなる時代がもうそこまでやって来ています。