今月号「しまだ議会だより」を見て思うこと。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

隣組回覧で、「広報しまだ」・「しまだ議会だより」が、各戸一部づつ回付されています。

 

早く見たい市民は、ホームページを開けば発行日(毎月15日で広報は毎月、議会だよりは年数回)には読むことができます。

 

議会だよりは、市政の現状と今後の方向が紙面に詰まっており、努めて読んでいます。

 

今月の議会だよりは、「6月定例会報告」と、特集「ごみの減量化&市議会」でした。

 

今回の特集は、去る5月21日・28日に実施された「議会報告と市民との意見交換会」で共通テーマとして取り上げられた「ごみの減量化」について、その場で出て来た市民の意見を中心に紹介されたものです。

 

筆者(しまだ環境ひろば)も、意見交換会には出席し、「ごみの排出量は高止まりしており、ごみの有料化よりも、市民の環境意識の向上と実行を先にやるべきだ」と主張させてもらいましたが、議会だよりにしっかり紹介されていました。

 

議会だよりには、写真付きで各自治会や市民活動団体の「ごみの分別活動」が紹介されましたが、しまだ環境ひろばが開発した腐葉土式堆肥化法」が写真付きで紹介されました。

 

ごみの減量は、先ずはごみを作らないことが肝心ですが、どうしても出てしまったごみは「分別」がカギです。

 

燃えるごみの約4割を占める生ごみは、市民に分別をしてもらった後は、それを市が回収して大規模施設で処理をしている自治体もありますが、島田市は家庭での「自家堆肥化」を推奨し、処理箱に補助金を付けて普及を図っています。

 

しかし、中々普及しません。

 

筆者(しまだ環境ひろば)は、自治体の大規模処理施設工場の環境(空気・臭い等)の悪さを見学し、家庭にある間の少量のごみの内に自家処理をする島田方式を支持しています。

 

しまだ環境ひろばは長年、燃えるごみ(主に生ごみ・雑紙)の減量に取り組んできました。

 

燃えるごみの減量は、その種類別にきめ細かく分別し処理するしかないのだ!

 

この際、是非共この方法を市民に伝えたい。

 

そうして、何とか市民の半分くらいが取り組むくらいの規模に拡大したい。

 

そのためには、市民が考え、市民が方法を企画し、市民が実行する体制を整えなければならない。

 

全ての市民(一般市民・市民活動グループ・事業者・行政)が、連携・協働しなければできません。

 

ごみの減量化は、連携・協働のうってつけの案件です。

 

しまだ環境ひろばでは、市民の話合い、連携・協働を提案しています。