ごみの減量化を介した、真の協働

NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。

 

島田市は、周辺3市(掛川市藤枝市焼津市)と比べて、一人当たりのごみ排出量が1.3倍と高く、非常に困っています。

 

ごみ処理経費も、年間14.7億円と、人口(10万人弱)の割りに巨額です。

 

「広報しまだ」で実情を訴える記事をたびたび載せて、市民にごみの減量を訴えていますが一向に減りません。

 

特に訴求している点は次の2つ。

 

 ■ 雑紙の分別による資源化 (包装紙・コピーした資料・紙くずなど)

 ■ 生ごみの水切り協力により、溶融炉の燃料費の節約

 

抜本的な仕掛けをしないと、このままでは減らない。

 

我が家では、

 

 ■ 雑紙専用袋を用意して、丸めてごみ箱に入れる習慣をやめて、100%これに入れ、分別排出している。

 ■ 生ごみは、しまだ環境ひろばが考案した、腐葉土生ごみ処理箱」を使って、堆肥を手づくりし、家庭菜園に使っています。

 

雑紙も生ごみも、今では全く苦にならず自家処理しています。

 

やればできる

 

自治会の3役入りをしましたので、雑紙の分別を提案しようと考えています。

 

一市民団体が、いくら一生懸命に市民環境教育をしても、普及しません。

 

自治会と組めば可能性があります。

 

住民が、楽しく、気軽に参加できて、町内のためになる仕組みと仕掛けをしたいと考えています。

 

生ごみの自家処理はなかなか難しい。

 

これまで、生ごみの堆肥化に種々の方法で取り組んできましたが、どんな方法でも、うじ虫のわかない方法はないと断言できる。

 

町民に生ごみを自家処理させるには、しっかりしたバックアップ体制と、執念が必要であり時間をかけて考えてみたい。

 

ただ掛け声だけでは、効果は上がらない。

 

生ごみの自家処理に長年携わって来た市民団体と、ごみの減量化を目指す行政の、「真の協働」 が待たれる。