「ごみの減量」を夏休みの自由研究に!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

一昨日、地元自治会で駄菓子さんを主催したり、民生児童委員をやったり、市民活動団体を主導したりして活動しているSさんからメールを受電しました。

 

用件は、筆者は去る5月25日にSさんの依頼で、若いお母さん方を対象に、「循環型社会づくりと手づくり味噌」という題材で講演を行いましたが、その参加者の一人のお母さんより依頼があり、是非筆者に協力をしてもらいたいというもの。

 

内容は、そのお母さんの子供が、夏休みの自由研究で「燃えるごみの減量」に取組んでいるが、以前聞いた筆者の話の中で、自由研究の参考にしたい部分があり、資料を提供願えないかと言う。

 

筆者が講演で強調した、ごみは市が回収して大規模施設で処理するよりも、両手に乗るくらいの少量(一人一日当たりごみの排出量)のうちに、自家処理するのが最適である」、この部分を基点にして自由研究を仕上げたいという。

 

児童が「燃えるごみの減量」を自由研究に取り上げたと聞いて非常に嬉しく思い、昨日(8月22日)早速、講演資料を抜粋してメール返信しました。

 

ごみ問題は奥が深いが是非、児童らしい疑問を持って自由研究を膨らましてもらいたい。

 

環境省が毎年発表している、「一人当たりごみの排出量ランキング」のトップクラスの自治体は、市民に分別を、市はそれを回収して資源化しています。

 

大規模処理施設(主に生ごみ)を見学すると劣悪とは言えないが、環境の悪い中で人間が働いており非常に疑問を感じました。

 

筆者(しまだ環境ひろば)は、家庭にある少量のごみ(主に生ごみ)のうちに自家処理をするのが最適であり、島田市方式を支持しています。

 

自家処理にも種々難点はあるが、何とか市民の半分ぐらいが参加するくらいの規模まで自家処理を広げたいものだ。

 

今回の一児童の行動にも期待しています。

 

そのためには、市民が決めて、市民が実行する、話合いのスタートが必要だ。

 

しまだ環境ひろばは、話合いのスタートを提案しています。