昨日(8月22日 月)は、「かかりつけ医」に通院しました。
後期高齢者健診を受診したのを切っ掛けにして、いつの間にか毎月一回の薬の処方と問診が定着しています。
その中に、定期的に血液・尿・便・エコー等検査も自動的に組み込まれ、データは時系列で管理されており、気持ちは非常に安心で平穏です。
元々医者嫌いで、何かなければ健診も受けないでいましたが、今では安い安心料だと評価しています。
さて、昨日は午後の予約を取り、通院しましたがいつになく混んでいました。
歯医者さんはどこも電話予約が一般的ですが、内科の殆どは並んで順番をとる方式が旧態依然として続いています。
昨日も並んで順番をとって、診療開始前に通院、呼ばれた時間は通院後45分後、問診は2分、会計待ち35分、更に薬局で15分でしめて1時間47分だ。
一番でも早い予約を取るには、朝6時から並ばなければ取れない。
医療というデジタルの最先端のいる業界がこうだから、日本のデジタル化の遅れは中々進まない。
予約受付体制やオンライン診療体制を作るには、通信機器・運営体制(組織・人材)場所の確立が必要でそれなりの資金がいる。
それよりも重要なことは、対面診療とオンライン診療を比較すると、オンライン診療の方が医師の診療報酬が少ないという弊害が壁になっているようだ。
医院の経営も楽ではないようで、オンライン診療は対面に比べると、患者の抱え込みに不安があることも、オンライン診療に躊躇する要因の一つのようだ。
しかし、いつまでも早朝から並んで予約を取らなければならない時代ではないし、診療時間1~2分の患者を2時間も拘束する時代でもない。
そんなことを言う、うるさい患者は来るな、と言われたら困るが、何とかならないかなと思っている人はいっぱいいます。
総合病院はもっとひどく、通院は一日がかりだそうです。
厳しい冬の早朝、親の順番をとるために並んでいる通勤前の勤労者、診療開始前に早めに車で高齢者を送ってくる若い母親、何とか無駄な時間から解放させてやりたいものだ。
昨日も医院内は、患者でごった返しでした。
突然の来院患者は別として、患者ごと診療時間は医院側は大体わかるわけで、待ち時間の少ない方法はいくらでも考えられるはずだ。
予約管理やオンライン診療システムは既に世の中にある筈ですが、何が妨げているのか。
政府は、デジタル化を不退転の決意で進めると公約しています。
いつになるのかな。