「かかりつけ医の予約」もオンラインで!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(5月6日 月 am)は、妻が体の調子が悪いと訴えて来たので、かかりつけ医の早い順番の予約を取るため早朝家を出ました。

 

 ■ 診療開始時間は9:00、予約開始時間は朝7:00、聞けば医院の玄関ドアが開くのは7:00ピッタリで、その前に行っても予約はできないという。

 ■ 6:30に家を出て、医院に着いたのが6:40、もう医院の玄関前の外には10人程が順番待ち、早い人は6:00から待っているという。

 ■ 待っている人は、本人もいるでしょうが半分ぐらいは代理で、忙しい中で予約に来た人のように見受けられました。

 ■ そして半分くらいは、スマホを片手に何かとせわしく操作しています。

 

いつも思うのだが、医院の予約は何とかオンラインでできないものだろうか。

 

歯医者さんの電話予約(一部オンライン予約も)は進んでいる。

 

ホテルの予約、ワクチンの接種予約等々、世の中は急速にオンライン化している中で、町のかかりつけ医は依然として、玄関先予約を守っています。

 

背景には、パソコンやスマホを持っていない人、持っていても操作ができない人への遠慮か、誰ひとり取り残さないをモットーとして、底辺に照準をあてた施策だろうが、そういう時代ではなくなってきたのではないか。

 

中には早朝の忙しい時間の中で、代理で順番待ちしながらイライラして待っている人もおり何とも時間が勿体ない。

 

四国の徳島市の片田舎から起こった、料理の添え物の「葉っぱ事業」がある。

 

生産者の多くは、おじいさん・おばあさんだが、それまでタブレットのタの字も知らない高齢者にタブレットが与えられて、今では葉っぱの需給や相場を見て、今日の葉っぱの種類や収穫量を決めたり、将来の植付け計画を練ったりしているという。

 

高齢者でもやればできるのである。やらないだけだ。

 

スマホやパソコンを持っていない高齢者全員に一台無償で貸し与えてでも、普及率100%にして、行政手続き・各種予約等をオンライン化すべきではないか。

 

既に義務教育では、一人一台の体制になったという。

 

勿論セーフティネット(手厚い操作指導や寝たきりでできない高齢者や身障者さんへの手助け)は必要であることは論を待たない。

 

テレワーク・オンライン授業・オンライン手続き等々の次は、「オンライン診療」だ。

 

「オンライン診療」の普及にはまだいくつかの障害があるようだが、是非これを乗り越えて早期の実施、普及拡大に努めて貰いたい。

 

かかりつけ医で順番を取っても、そこからまた一時間近く待たされ、診療時間はたったの2~3分、如何せん不効率である。

 

ここを突破しないと日本のデジタル化は進まない。