デジタル化が進む中、遅れている世界もある。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

筆者の身近な生活の中で、デジタル化が大きく進んでいます。

 

 ■ 先日、元会社のOB会総会に出席したら、希望者を対象に今後の交信は「メール」に切り替えるという。

 ■ 過日、島田市が主催した報告会に出席したら、これまで席上に配られた紙の資料の代わりにタブレットが配られ簡単な操作説明を受けて会議が始まった。

 ■ 先日、静岡県主催の某協議会に、ZOOMを活用してのオンライン参加を求められ、資料も参加者が画面で共有して行われました。

 ■ 島田市が主催する自治会長会議等が、ZOOMによるオンライン会議にドンドン移行して来た。

 ■ 島田市ではこれまで冊子で発行して来た各種計画書をデータベースに切り替え、市民の閲覧はホームページか閲覧室での閲覧に移行した。

 

数えれば枚挙に暇がないほど、デジタル化は進んできました。

 

マイナンバーカードの全国普及率(人口に対するカードの交付率)は、2月末で63.5%で日を追うごとに増加しています。

 

このまま行けば、行政サービスを始めとして民間のサービス分野までデジタル化されていくのは間違いない。

 

しかし反面旧態依然、大変遅れている世界もある。

 

先週、筆者の家族が早朝に突然耳の病気になり、かかりつけ医の耳鼻咽喉科に電話を掛けたら通じないので通院したら休診日、仕方なく別な耳鼻咽喉科に行ったらそこも休診日で往生しました。

 

3軒目でやっと耳鼻咽喉科を見つけたら、順番待ちで家族はめまいと吐き気で苦しみ、お昼頃やっと診察を終え帰宅しました。

 

結局翌日になっても容態は回復せず、過去の診療データが残っているかかりつけ医を再訪問し、また並んで順番待ち、何とか事無きを得ました。

 

歯医者さんは、完全予約制が行きわたっていますが、内科・耳鼻咽喉科の多くは未だに早朝から予約札を取るため並んで順番取り。

 

これだけデジタル化が進んで来ている中で、まだ患者や家族を早朝から並ばせ改善しようとしない医院はどうしたことか、理由が分からない。

 

オンライン診療も遅々として進まない。

 

頭脳集団の医療の世界の事務的デジタル化が一番遅れているようだ!