NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
しまだ環境ひろばでは会の設立以来、島田市内に網の目のごとく流れている大井川の用水路を活用した「小水力発電」について研究・検討を行っています。
今日(4月6日 木 pm)は、先日立案した「島田川小水力発電事業計画」に基づいて、出力10kWクラスの総コスト(装置+工事費)と、値ごろ感について、S発電機メーカさんと意見交換しました。
事業計画の課題は3つ。
(1)最有力候補地の年間発電量の再確認(安定発電量)
(2)総コストと値ごろ感の設定
(3)資金確保の目処
今日の意見交換会で3つの課題に対して次の通りコンセンサスを得た。
(1)最有力候補地の現場測量と過去の水量の分析は終えているので、安定発電量を再確認する。
(2)年間収入(売電収入)から考えて、値ごろは15~25百万と見て20百万円をちょっと切る所で総コストを考える。
(3)10kW 級は助成金の対象になっていないので今年度は難しい。よって対象にしてもらう交渉は並行して進めることとし、出資金・寄付金(クラウドファンティング)の算段を図る。
事業主体(スポンサーを含む)の探索は並行して進めるも、これだけの条件が整っているケースは他にはないので、とにかく実行を前提に検討を前進させることになった。
近日中に、今回の事業計画と同程度の規模で現在稼働中の、「滋賀県長浜市の設置事例」を視察することになりました。
地球温暖化防止は待ったなしだ。
国や自治体に任せるのではなく、市民も頑張らなくてはならない。